今日は現在公開中の映画「TAP THE LAST SHOW」をご紹介したい。
水谷豊さんが、約40年間温め続けた企画らしく、また初監督であり自らも主演している。
そして何と言っても邦画としては初めてタップダンスを題材にした映画です。
◆◆ ストーリー(東映『TAP THE LAST SHOW』公式HPより参照)◆◆
―――舞台の向こう側にある輝く感動を超えた世界。自分のタップダンスなら、観客をもそこに連れて行くことが出来ると思っていた。
危険と隣合わせの高所でのタップ。自分も観客も最高潮の瞬間に、その男・渡真二郎(水谷豊)は舞台の床に叩きつけられた。
…光の向こうの素晴らしい世界を垣間見て。
それから十数年…足を引きずり、酒におぼれた渡は、天才という名をほしいままにした栄光のダンサーとはかけ離れた生活を送っていた。
そんな渡のもとへ、旧知の劇場支配人・毛利から「最後のショーを演出してほしい」という相談を持ちかけられる。
最高の舞台で劇場を閉めたいという毛利を前に、渋々引き受ける渡。そんな彼の前に、それぞれが事情を抱えた若手ダンサーたちが集まって来る。
いつしか、自分が垣間見た世界を、若きダンサーたちに託そうと決意する渡。彼の中の止まった時間が、再び動き出す。』
是非観て頂きたい作品です。
そして、日本には本当に伝説のタップダンサーが存在します。
中野ブラザーズです。
彼らは、日劇をきっかけにラスベガスで1年間のショーを実現。サニーデイビスジュニアやフランク・シナトラ、エリザベステーラも観劇されました。
憧れのフレッドアステアとも出会い、日本のテレビ番組にも多く出演。かくし芸大会で北野たけしのタップダンスも振付ました。さらに東京ディズ二ーランドでもタップ振付を依頼されておりました。
現在兄の中野啓介さんは他界。弟の中野章三さんは80歳で現役のタップダンサーです。
今年芸能生活70周年の記念公演も博品館劇場で行われます。
是非一度、映画と生のタップを味わってみてはいかがですか!!
TAP THE LAST SHOW
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